味の新宮 小鶴店(2)

2026年7月17日

味の新宮本店さんが2026年5月16日閉店されたことで、こちらを思い出し、冷やしメニューがあることを知って興味が湧き、久々訪問してみました。

平日開店20分前着先客1組。徒歩だったので先頭で立って待っていたら、先に来ていたという理由で車待ちの先客が先に案内されて何だかもやもや。結局、提供までも20分ほどと待つことに。後客は2組ほどでした。

メニューは変更なしも2年ぶりぐらいなので、もはやお約束事かのように50円前後値上がりしていました。

予定通り冷しパーコー麺1,150円をいただきます。

冷やしラーメン風を想像していたら、見た目の通り、程よく酸味もあるまんま冷やし中華でした。具材は細切りチャーシュー、白髪ねぎ、きゅうりに、温かいパーコーが乗ります。汁が少ない分サクサク感も楽しめます。温度感はぬるめ。

冷やし中華としては何ら特色はない凡庸なものですが、やはり手打ち麺の存在感が圧倒。太さに多少ばらつきある密度感あるストレート麺は、冷たい分さらに噛み応えが増して咀嚼に苦労するほど。これに、適度に味付けされたパーコーと一緒にいただくと油分も加わり独特な個性を感じる一杯です。

また、冷やし中華としては、シンプルな分驚くほどからしが相性よく、からしだけ増したいと思うほどでした。

麺とパーコーそして音も含む体験が唯一無為の不思議な魅力の老舗店は健在でした。本日もごちそうさまでした!!!

2024年9月22日

本日は仙台市宮城野区小鶴、通称利府街道沿いにある味の新宮 小鶴店さんを訪問です。

木町通のお店のオープンは1968年。その息子さんがこちらにオープンされたのは、2000年前後の老舗店。

ラーメン店で自家製麺は珍しくありませんが、こちらはさらにその上を行く手打ち麺が売りで、歩道側から厨房がみえ、開店前も麺打ちされている様子を見ることができます。

駐車場が店舗前3台しかないのがネックです。仙台中心部方面からだと右折が必要で、少し先に信号があるため対向車線がとぎれ右折できなくはないのですが、交通量が多い中、右折待機中に車線を塞ぎ危険です。利府側からの左折進入が無難です。さらに駐車場は、前後は多少スペースありますが横は狭く大型車だと難儀しそうです。近隣にはコインパーキングもなく、東仙台駅から徒歩20分ほどゆえ、徒歩も選択肢に入ります。

本日は3連休中日も、激しい降雨もあって開店直前に車で到着される方が多く、開店前待ち3組、後客1名の状況でした。

店内は左側に4人がけテーブル3卓と、右側にカウンター6席のレイアウト。入店すると店員さんが案内してくれます。

券売機や手元のメニューはなく、厨房側の壁面をみて注文するスタイルです。本日は、定番のパーコーメン900円をいただきます。

本場中国風と謳われ、数十年前からあることもあり、スープは昔ながらの町中華にあるお値段の安いあっさり醤油といった感じで特に特徴はなしも、パーコーは揚げられてしっかり味がついており、両者合わさると油感もありいいバランスになります。さらに、このスープ卓上の胡椒を入れると別物に豹変します。キレと引き締まった感じでとてもバランスが良くなりました。これは絶対におすすめです。

でも、何よりも、こちらの主役は手打ち麺です。提供直前に凄まじい気合と音で打っていただけるというここでしか経験できない唯一無為の魅力があります。ラーメン店で視覚、嗅覚、味覚に加えて聴覚でも楽しませていただけるのはここのみでしょう。あっさりめのスープも、太さにばらつきがあるなめらかでちょうどいい歯ごたえのあるこの麺を引き立てるためだけにあることがわかります。

しかし、こんな肉体的に過酷な作業を営業時間中続けるのは至難の業ではないかと。本当に頭が下がります。


<麺打ちの音です。音量にはご注意ください>

提供まで時間がかかりますが、知らなければ、誰かが暴れていると通報されるレベルの爆音の麺打ちの中、打ち立て、茹で立てが到着するのを待つのも一興。食べ終わってしばらくすると何故かまた食べたくなる不思議な魅力満載の老舗店。県内に住んでいて未訪であればもったいないですよ。本日は久しぶりでしたがごちそうさまでした!!!

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