週末麺処 らくらひとしな(3)
2025年2月15日
先週売り切れでいただけなかった仙台銀座にある週末麺処 らくらひとしな さんを今日こそはと胡麻目的で再訪です。


土曜日開店50分前着先客なし。開店30分前頃から並びはじめ、20分前で4組、開店前は7組ほどと先週日曜日と比較すると落ち着いていました。先週の混み具合はたまたまか。
流石にポールなので、お目当ての真鯛白湯胡麻そば990円と古代米ごはん150円を確保。胡麻はやはり数量限定らしく、1巡目で売り切れになっていました。もしかすると5杯前後ぐらいかも。


半年ぶりの悲願の胡麻は、やはり上品な担々麺風。ラー油は控えめでスパイス感はなく、担々麺とともに明確に鯛出汁を感じる唯一無為のものでした。鯛出汁の担々麺はまずここでしかいただけない希少品種です。トッピングは、鯛ほぐしネギは共通も、胡麻には糸唐辛子と胡麻が使用され、チャーシューは一枚物ではなく、柔らかい食感の細切りのものでした。麺は細麺で共通で、伸びるからお早めにいただいてくださいと言われ提供されるのも同じでした。卓上の黒七味で味変すると引き締まった感が増しこれまた美味でした。
お初のサイドの古代米は、半分小鉢をおかずにしていただき、残り半分はスープで雑炊風にしていただきましたが、安定の美味しさ。最後は柚子胡椒でこちらも味変していただきました。ただ、これは胡麻よりも前回いただいた白鯛茶の方がよりあっていたかも。また、三つ葉やあられ、鯛のほぐし身のアクセントが効果を発揮していたことも認識。素のままだと少し寂しいのでネギなどは少し残しておいたほうがよかったです。
胡麻は面白いのですが、どこか脇役的な印象で、鯛白湯醤油に軍配は上がるかなというのが素直な感想でした。提供数も少ないのでこちらのお店なら、断然王道の真鯛白湯醤油です。
なにはともあれ、半年の懸念事項が解消しすっきりです。残る、真鯛白湯塩も是非いただきたいです。本日もごちそうさまでした!!!
2025年2月9日
仙台銀座にある週末麺処 らくらひとしな さんを前回より気になっている胡麻目的で再訪しました。


開店15分前着で、予想外に15人前後の並び。前回訪問時と同じ日曜日も、様子が全く違いました。中国語も飛び交っていて観光客向けにも広まったか・・・・・。


季節を先取りするデコレーションは相変わらず素敵です。


半年前より50円ほど値上げされていました。それよりも、お目当ての真鯛白湯胡麻そばが売り切れ😢。出直しも考えるも、ここまで45分ゆえ、気を取り直し、前回と被らないように真鯛清湯そば950円と白鯛茶300円をいただきます。

落ち着いた店内や細部まで気配りされた美しい盛り付けは相変わらず。一方、おしぼりや小袋の卓上調味料は普通なので、いい意味で庶民的な上品さの演出といった感じ。食べたときは夢中で気に留めなかったものの、帰ってみてみると前回あったサラダがなくなっていました。一方、白湯になかったトッピングにのりと三つ葉があります。サラダはドレッシングが美味しく、一般のラーメン店とは違う和食店の週末営業という特別感を醸して満足感向上に大きく貢献していた印象だったのに少し残念。
清湯は、前回赤鯛茶でいただいていたのでサプライズはないものの、鯛の風味と塩加減がいい塩梅で何も不満はありません。ラーメンにアレンジした塩気の強い鯛のおすましのようで、卓上の柚子胡椒とも相性バッチリです。白鯛茶の方はご飯と相性ばっちりで、とても好み。赤鯛茶より一品料理として完結している印象です。こちらは途中で黒七味を入れたところ、絶妙な変化でとても楽しめました。麺とご飯で白湯と清湯をそれぞれいただいた結果、個人的には、真鯛白湯とご飯を頼んで、雑炊風にいただくのがコスト的にもよさそうと思いました。
このお店やはり接客雰囲気含めてレベル高いですね。今回はいただけなかった胡麻目的にまた行かねばなりません。サラダが復活していといいな。本日もごちそうさまでした!!!
(お店の方に聞いたところ、胡麻はブログ主の2人前ぐらいで終わったとのこと。先頭から10人ちょっとぐらいか。提供数は10杯未満と予想されます。結構ハードル高いですが、事情がわかったことは収穫としましょう)
2024年8月25日
仙台銀座にある週末麺処 らくらひとしな さんを訪問です。


平日と夜は、おばんざい らくら として営業されておりラーメン営業は週末土日のみです。日曜日開店10時前に伺ったため、他の店は営業しておらず、仙台市中心部とは思えないほどひっそりしています。戦後期からあるそうで、ちょっと寂れた昭和感をも漂わせてます。お店は仙台銀座の奥の方、路地裏にあり全く目立ちません。事前に知っていないとたどり着けなさそう。


看板を発見し一安心!本日は、開店前の待ちは3組。開店後すぐ満席の状況でした。帰りは外待ち1組。


週末のラーメンメニューは、鯛ラーメンのみで、清湯・白湯醤油・白湯塩・胡麻の4種です。入口入ると左正面に靴箱があり、靴を脱ぎます。その左手すぐに券売機がありました。こじんまりとして隠れ家的な雰囲気です。今回初訪でしたが、店員さんが丁寧に案内してくれて迷うことはなかったです。

券売機です。真鯛白湯醤油そば950円と、赤鯛茶250円をいただきます。おにぎり茶漬けは、赤は清湯、白は白湯。これで、白湯と清湯の両方いただけます。


券売機からさらに奥に進むと店内です。カウンター4席、2人テーブル3卓とキャパは小さいです。間接照明が使われたシックで小洒落た雰囲気で、少人数での夜飲みもよさそうです。

真鯛白湯醤油そばは、美しい盛り付けで細部まで気配りされているとすぐわかります。桜木製麺所大和町店 さんと並び見た目の美しさは県内トップクラスで間違いなし。サラダと小鉢(訪問時はおから)も付き、栄養バランスもバッチリで、さすがおばんざいのお店、しっかり個性を出されています。
鯛白湯は、かなり濃厚な感じで、閉店され現在は名取市サイクルスポーツセンター内ゆりあげ港食堂HACHIでしかいただけないハチ花乃さんの、濃厚鶏塩ラーメンの鯛バージョンと言った感じでとても好みです。鯛出汁でこの濃厚感は希少価値があります。チャーシューのみならず、鯛のほぐし身もトッピングされており鯛全開です。
卓上調味料も、黒七味と柚子胡椒と、ラーメン店ではまずお目にかからないものです。素のままで味変はもったいないレベルだったため今回は使用しませんでしたが、使ったらどう変化するのか興味津々です。

こちらは、赤鯛茶です。あられや三つ葉で和の雰囲気を醸し出しています。清湯ベースですが、こちらも、あっさりというより鯛出汁をしっかり感じさせる比較的濃い目に感じる組み立てでした。清湯ラーメンも間違いないでしょう。
かつて折立に進出されていためんや薫寿さんや国分町の鯛出しそば 磯ノ宮さんなど鯛出汁のお店はなかなか定着しないので、週末だけとはいえ貴重なお店。専門店ではないため、なかなか足が向かなかったのですが、こんなにハイレベルのものがいただけるとはつゆ知らず。もったいないことをしてしまってました。雰囲気、見た目、個性的な味が相まって凄まじく満足度が高い。
他の方の注文を聞いていると胡麻率が高そうで、鯛出汁でどのように担々麺風に仕上げているのか確かめにまた訪問は必須です。
とてもいい店に出会えて幸運。これだからお店巡りはやめられません。本日はごちそうさまでした!!!!
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