煮干そば鶏そば 藍
7/8本オープンまでプレ営業されてている富谷の新店、煮干そば鶏そば 藍さんを訪問です。京都・大阪のミシュラン掲載店で全国にフランチャイズ含めて幅広く展開されているそうで、東北は初出店。当店の運営は、店舗を共有する牛タンの喜助の株式会社キスケフーズです。
工事中のとき、ラーメン店にしては大きいと思っていたら、牛タンの喜助と共同店舗でした。




国道4号沿いの立地です。裏には、住宅地へ直通できる階段があります。向かいには、つい最近オープンした松したさんや桃源花さん、裏手には、昨年オープンされた蒙古タンメン中本さんなど、なんとも活気あるエリアの一角。
店舗入口は、建物真ん中で喜助さんと向かい合わせ。その中間には、無人の牛タンのお土産ショップも併設されています。隣の敷地は喜助さんの工場ゆえまさに直営。


ロードサイド店の敷地内に駐車場20台前後ぐらいと広いにもかかわらず、ブレオープンなのにほぼ満車状態で結構厳しそう。本日は、プレオープンで25分前着で先客あり、開店前10組ぐらい待ちで、開店後はすぐ中待ちの盛況ぶりです。




入口左手にタッチパネル式券売機があります。キャッシュレスは非対応で現金のみ。店内は、厨房を囲むカウンター14席、2人掛けテーブル2卓と多分奥側に4人掛けテーブル3卓(プレオープンは未使用)のレイアウト。10人以上の待ち椅子が店内に余裕を持って設置されているため、満席でも快適に待てそうです。
プレオープンで麺類は、京都白だし中華そばのみのため、ノーマル940円をいただきます。チャーシュー御飯も検討したのですが、おそらくフルサイズで540円だったため今回は断念。


卓上調味料は、定番の一味や黒こしょうの他、黒煎り七味や和山椒といった京都らしいラインナップでこれだけで訪問の価値がありそう。

トッピングは、二種類のチャーシュー、九条ネギ、ゆず、メンマ。麺は、パツンパツンの噛み応えある細麺。スープは、あっさり系も鶏がふわっと香る立体的なものでとても美味です。全体のバランスが完璧で全く物足りなさはなし。宮城なら、桜木製麺所さんにどこかしら似たような印象。
黒煎り七味や和山椒を使っても、全くベースを崩さずにまた絶妙なアクセントを加え、味の変化も好みで楽しめます。これらの卓上調味料は店舗専用のロゴ付きで魅力向上に一役も二役も買っている強い印象を残します。
フランチャイズでかつ、喜助さんが運営だから手慣れているのか、とにかくブレがないと言うか最初から完成しきっているというか、全く隙のないなにか不思議な印象を受けます。週末は朝ラーもあり、本オープンしたら、別のメニューも試しにいかねばなりません。
多彩な実力ラーメン店がオープンし続けている富谷は羨ましい限り。本日はごちそうさまでした!!!