【東京・八丁堀】麺や 七彩

1月14日、東京駅で2回めの途中下車をして、八丁堀の麺や 七彩さんを訪問しました。八重洲口から地下街を抜けてまっすぐ10数分で歩いて行けます。

2022年の出張の際の訪問以来、約3年ぶりです。

ノーマルメニューは、1,200円~。外のメニューは、英語の方が目立っていたりして、一見インバウンド向けのぼったくり店に見えてしまいますが、食べログ100名店に7年連続選出されたり、多数の出身者が評判のお店を開いていたりと、全国的にも知名度が高い超銘店です。

ちなみに、宮城では、東口のぼんてんさんと関係があり、かつては、こちらの麺を使用されていました。

本日は、平日開店待ち3組とやや拍子抜け。

券売機制です。入ってすぐ左手に設置。やや中途半端感も、一部ボタンは英語併記され、購入方法も英語で詳しく掲示されていしました。観光地や主要都市は、多言語対応必須ですね。

ただ、最初限定の背脂生姜らーめんをいただこうとしたのに、ボタンを発見できず、喜多方らーめん煮干1,200円にしました。後で写真を何度か見直して見つけましたが、この日本語は読めない・・・・・。

厨房の周りのカウンター中心のレイアウト。席前には、激選素材の案内。無化調、無中間調味料を売りにされています。

こちらの最大の特徴は、手作りの打ち立て切りたての麺がいただけるところです。客席の前で注文の都度、粉から作られています。宮城では、味の新宮さんと似ていますが、新宮さんほど激しくなく、こちらは、静かめな麺打ちです。

オリジナルロゴがあしらわれた箸が高級な雰囲気で印象的です。やはり、麺が特徴的で、手切りでサイズに大きくムラがある縮れ太麺が、低加水なこともあって、うどんのようなすいとんのような圧倒的な存在感があります。新宮さんの手打ちよりも、圧縮感がなく、素のままの小麦感が強いです。スープともあまり絡むことなく、独立している印象で、噛み応えある麺とスープをレンゲで交互にいただくとちょうどいいです。

スープは、醤油感が強いものの、煮干しもうまくバランスされており、そのまま飲んでも上品さを感じます。レンゲが止まりません。

総じて、スープも具材も、それぞれ完結していて、麺を美味しくいただく脇役的な感じです。スープはどこかでいただいた印象があったので、後から記録をたどったところ、県内では、東口のぼんてんさんと共通点が多いと思い出しました。ともに無化調をうりにして、創業時から関係があったそうなので、当然と言えば当然ですが。

やはり、普段と異なるエリアでいただくラーメンは、楽しいですね。この値段なら、普段使いは躊躇してしまいますが、年何回か刺激を受ける分には問題なくありです。

今回も、大満足の訪麺。ごちそうさまでした!!!