柳家 仙台東口店

本年度2杯目は、岩手のソウルフードを仙台駅東口の柳家 仙台東口店さんにていただくことにしました。

仙台駅東口のヨドバシ第2ビルすぐの立地で、既に20年超と定着されています。ブログ主は、2014年、2016年以来の訪問でとてもお久しぶりです。数少ない岩手県外の店舗で最南端。ここにあるのは本当にありがたい。

本日は、正月休みの土曜日で開店15分ほど前から並びはじめ、開店前5組待ち。開店後も客足が続く盛況ぶり。

青葉城や岩出山など、東北観光の一環としても楽しめそうなメニュー構成です。ただ、一見したところ中身や違いはわかりにくい。

外に掲載の味別メニューがわかりやすく、ベースは、納豆味噌、白味噌、醤油、塩の4つのタレ。その中で、それぞれキムチや辛味でバリエーションがあるという構成。青葉城や岩手山は、すべて白味噌ベースのラインアップです。

柳家さんといえばキムチ納豆。辛味も確かめたかったので、本日は、RED HOTキムチ納豆1,050円をいただきます。小(野菜普通、麺量半分)か悩むも、通常のバランスで確認したかったので、ノーマルに。このメニュー某毎年期間限定のチキンを彷彿させるネーミングですが、どっちが早かったのでしょう・・・・・。

購入は券売機制で、QRとICカードに対応でありがたい。入口右手に設置されています。

店内は、コの字のカウンター席12席と、6人・4人のテーブルが1卓ずつのレイアウト。ちょっと狭めではあります。よくみると、目立つところに「キムチ 納豆 うまい」の掲示があり、なかなかユニークな雰囲気を醸し出しています。

RED HOT納豆キムチは、おそらく、ノーマルのキムチ納豆から、生卵を抜いて、かわりにチリ納豆ペーストとカエン(カイエン)ペッパーが加えられたものです。辛味の部分以外をいただくと、普通のキムチ納豆でした。

少しまぜていただくと、中本さんの蒙古タンメンを彷彿させる味わいで、辛味耐性があるブログ主にも結構辛く感じました。しかし、納豆ペーストと納豆までよく混ぜると、納豆でマスキングされ比較的穏やかな味わいに変化します。キムチは刻まれて入っているので、全体では味噌やキムチより、納豆の存在感が大きく感じられました。

麺は、白色が美しいストレート麺で、もやしを中心とした野菜と味噌、キムチ、納豆と渾然一体となって最後まで飽きることなくいただけた流石の一杯でした。体に良い物をたくさんいただいた感が強い。なにかデトックスしたような爽快感です。

キムチ納豆好きな方なら、らーめん炎さんもいいですし、蒙古タンメン的な辛味が欲しい場合、立地によってはこちらも十分選択肢に入りそうな満足度です。蒙古タンメンまだ並びが大変そうですし。

辛味は卓上の一味唐辛子でも増せそうですし、ニンニクとの相性もよさそうで今度は、「荒吐」なるニンニクメニューを試してみたくなりました。

期待を裏切らない老舗の一杯に満足、ごちそうさまでした!!!