蕃山(山岸・見晴台ルート)

落合のNOODLE MANさんで満足の一杯を頂いた後、2回目の蕃山登山に向かいました。前回は大梅寺ルートからだったため反対側の山岸口から、西風蕃山を経由して、山頂近くの開山堂を目指します。

出典:仙台近郊の山「蕃山登山コース」紹介(マイカー者必見)

まず、山岸ルートの「ビオトープほたるの里」と称されていた駐車場を目指します。

仙台中心部方面から48号線を進み、陸前落合駅へ右折する道を通り過ぎ、次のスバルとダイハツの間にある信号交差点を左折して側道に入ります。左折後すぐ右折、ちょっと進み、最初の左折道に入ると、駐車場があります。

通り過ぎても、ガソリンスタンドシェルの向かいあたりに信号なしの左折側道誘導路がありますので、こちらでも大丈夫です。

もしくは、陸前落合駅前の道路の国道467号からは、ラーメン店NOODLEMANさんのちょっと先の「蕃山西通り」を直進すれば、48号スバルとダイハツ間の信号交差点を直進できます。

山岸ルートの駐車場は、こんな感じです。右の写真の柵の右端が登山道への道です。本日は平日10時

15分でブログ主の外車と自転車が1台。余裕はあります。

もともとこの一帯の建設会社の私有地が駐車場として提供されていたらしいです。しかし、本記事作成の2023.9.20時点では、本来の業務使用されているため、入口付近の6台前後のスペースのみが開放されています。登山用駐車場と張り紙もあります。ありがたいことです。

駐車場手前には「ビオトープ以外利用禁止」の立て看板があります。ビオトープという名称のホタル関連の施設があると勝手に想像していましたが、今調べると、ビオトープとは、「自然の中に広がる生きものの暮らす場所の意味」らしいです。

登山道への道を進んでいくと、ほたるの里の案内その次に仙台市が設置した登山ルートの案内板が現れます。

ビオトープほたるの里は、ホタルが暮らす場所ということとわかりました。看板はH28広瀬小学校6年と表記あり。10年ほど前に設置されています。看板そのものは、建設会社の敷地内に立っていて、周囲には建設会社の植樹記念の看板も残っていましたので、当時、このあたりを整備したのかもしれません。ただ、今はあまりメンテナンスされていなさそうです。

公式案内も汚れています。しかし、案内図は主要道が一目瞭然でわかりやすいです。入り口付近は、ほたるの里になっていて分岐が多いですが、まっすぐ踏み跡が濃いところを進むと、迷うことなく登山道へ進めました。

すぐ登山道らしい道へ出ます。途中、見晴台ルート(蕃山ルートとの表記もあり)の分岐を通過します。帰りは、こちらからと決めて、場所を覚えておきます。小さい案内しかないため注意が必要です。

道はとてもしっかりしており、安心して進めます。眺望も何箇所かあり、西風蕃山へ到達。

西風蕃山付近は、他ルートや鉄塔巡視路が交錯し分岐が多いので少し神経を使います。しかし、主要道はかなり、しっかりしていることと、開山堂への案内は大きく目立つので迷うことはなかったです。ただ、事前に大まかなルート把握と、ルートマップを持っておくことは必要と思いました。

西風蕃山から、多少のアップダウンを繰り返し、笹尾根を経由して開山堂へ到着。

山岸口から、開山堂まで1時間5分の行程でした。開山堂裏には、赤丸部分明治45年と書かれた落書きがありました。本物だと100年以上前です。江戸時代の石碑も立っているので、仙台近郊ながらちょっとしたタイムトリップを気楽に味わえます。

帰りは、来た道を戻り、途中見晴台ルート(蕃山ルート)へ。こちらの道も大変しっかりしていて、とても歩きやすいです。入口付近は分岐が複数ありました。登山口まで往復計2時間10分でした。

唯一の難点は、夏のせいか入り口だけが藪化して不明瞭になっていた点です。

このように標識があるのですが、ここだけみるとこの先大丈夫かと不安になりそうです。実際には、この先はすぐ、高規格国道並の優良登山道なのですが。夏でこの程度なら許容範囲かもしれません。

遠景だと、赤丸のあたりでもっとわかりにくい。下ってきたので全く問題なかったものの、上りからだと断念していたかもしれません。ちなみに、この見晴台ルート(蕃山ルート)も登山口にスペースが有り、車数台は大丈夫そうで、有力な選択肢になりそうでした。

こちらの道路からの入り口は、白い看板の間の未舗装路です。冒頭のスバルダイハツ間の48号の信号交差点から入ってすぐ左に見えます。

豊富なルートがある蕃山は本当に気楽に楽しめます。まだまだ開拓していきたいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。