金ちゃんらぁめん
山元町の金ちゃんらぁめんさんへ。山形にルーツを持つ暖簾分け店らしく、初訪問です。被災されしばらく仮店舗で営業された後、2017年に現在地に移転オープンされています。

山下駅のほぼ正面の立地。広い道にも面した複合施設内のため駐車場も広く車でも心配なし。仙台方面からは遠いも、国道6号でも、県道10号でも、いずれも信号少なく流れが良い一本道が続くため運転はかなり楽です。
本日は、平日開店前2組待ち、後客1組の入でした。


店内は、カウンター3席か4席、4人テーブル3卓、4人座敷2卓と広々としたレイアウトも、朝ラー営業後そのままか昼の部オープン後すぐなのに座布団や椅子が整えられておらずちょっと雑然とした雰囲気。





券売機はなく、席で注文後払いです。醤油味噌塩、まぜそば、つけ麺と幅広くラインナップ。本日は、ごまラーメン950円をいただきます。

山形の金ちゃんはいただいたことなく、かなり昔から営業されているし、ラインナップからも勝手によくある町中華的なイメージを持っていましたが、結構個性的でした。
見た目からなんだか重厚さがあると思ったら、丼はすり鉢そのものでした。トッピングも水菜、ネギの青と、メンマ、レンゲの辛味噌に、ラー油の赤、黒ゴマ、正面を向くチャーシューと何だか訴えてくるものがあり、期待感が高まります。加えて伝票も、年季が入っていて歴史を感じます。
スープは結構黒ゴマが入っていますが、ゴマ一色ではなく、奥深さも感じ単調さは全くなし。麺が特徴的で、中太ちぢれ麺がとにかくぷるんぷるんの滑らか食感で甘さも感じるかなり存在感があるものでした。自家製麺を売りにしても、ここまで個性的なお店はそうお目にかかれないレベル。量もかなりのものでレギュラーでも多すぎでした。またチャーシューも肉感ありかつ燻した香りも感じ、量は多くないものの食べ応え十分で美味でした。
メニューに書いてあるこだわりは伊達ではなかった。このスープと麺なら醤油やつけ麺がよりマッチしてそうで、俄然興味が湧きました。つけ麺目的に再訪あり。ちょっと遠いけど行ってよかった。本日はごちそうさまでした!!!
