【岡山市】麺や 心楽

1月13日訪問先からの帰路、途中下車してこちらを訪問しました。岡山城や美術館が集まる観光エリアにもほど近い立地です。滅多に行けない場所で、1回のランチだけ故、どちらでいただこうか悩みに悩んだ末、昨年ハマった煮干を食べ比べてみることにしました。

こちらは朝6時から営業されており、時間帯によりメニューが変わります。本日は休日11時20分頃着で8割ぐらいの客入りでした。

ちなみに、昔からの岡山のラーメンは、豚骨ベースのまろやかな醤油(宮城県でいただける麺で例えるなら、あっさりとした徳島ラーメンの感じ)です。それらを提供する老舗店とまぜそば、つけ麺、鶏パイタンなどの今風のラーメン店が多数立地しています。ご当地ラーメンとしては、鳥中心の笠岡ラーメンがあります。

出汁感やキレではなく、少し甘めの渾然一体としたスープが多いように感じます。

店内は1列のカウンター8席と2名テーブル2卓のレイアウト。券売機はなく席で注文して、帰りに支払うシステムで、PayPayも使用可能。

愛媛宇和島産の釜揚げしらす丼など、旅行風情を感じさせられます。

本日いただいた濃厚煮干そば950円とちゃーめし300円です。麺は平打と細麺が選択でき、お勧めの平打にしました。

やはり同じ煮干ラーメンとはいえ、お店さらに地域が違えば、また別の雰囲気があり、楽しいです。こちらは、煮干しを出汁として使っているというより、宮城県内ではお目にかかったことのない、煮干し全体をスープに再現して、煮干しをそのまま食べているかのような組み立てでした。スープ単独では塩分もかなり強く、太め大きめのもちもち平打ち麺と合わせていただくことでバランスを取っているよう。セメント系とは違った「濃厚」であり個性的です。

ちゃーめしは、炊き込みご飯風なサイドメニューで、単独でふつうに美味しいも、塩分強い「濃厚」と一緒にいただくとスープが支配してしまい相性はいまいちな感じでした。

遠方だと一期一会になってしまうことも多いのは寂しいですが、ラーメンは、地域ごとのクセというか特徴が本当に楽しいです。今回の訪問も、大満足。ごちそうさまでした!!!