仙臺自家製麺 こいけ屋

荒町の仙臺自家製麺 こいけ屋さんを訪問です。

ラーメン激戦区の荒町商店街の一角に、もうオープン10年の人気店です。本日は、休日開店10分前先客1名。オープン時の待ちは4名でした。普段はもっと行列のイメージでしたが、たまたまか、学校が休みだからか。

オープン直後の頃はよく通っていたものの転勤もあり、直近の訪問は2018年と6年ぶりの訪問です。訪問時なんだか記憶の中の様子と違和感を感じていたのですが、帰宅後に2020年リニューアルされ、メニューだけではなく物理的な店舗もお隣と一体化。店舗面積が2倍になったことを知り納得です。

店内は、L字のカウンター15席ほど。歩道に面している側に10席ほど一列に並んでいます。右奥からつめて席は案内されていました。背面がガラス張りで歩道と近いため、時折人の気配を感じます。券売機はなく、座席で注文して、後払いのスタイルでした。レジが左奥にみえましたが、席でそのまま会計でした。食べ終わったら丼を上げるよう案内されているため、上げて声かけします。タイミングによっては少し待ちます。

暖簾がある入口の他、右奥も出入り口になっていて、席位置によっては、右奥から退店です。常連らしき先客がそうされていたので、倣いました。

こちらは、福島の川俣シャモ(かわまたしゃも)というブランド鶏を扱ってらっしゃいます。帰って紹介サイトで調べると、取引価格は一般的な鶏肉の5倍、生産農家はわずか13戸、「川俣シャモ」は、粗脂肪含量が多く、水分含量が低いことから、脂が乗って食味が良く、また、脂肪酸組成比ではオレイン酸の比率が高いことが特徴の地鶏の肉です。とのこと。これは次回いただいてみたくなります。

メニューは、幅広い構成です。メニューによっては、麺の種類が選択でき、全品大盛り無料です。さすが学生街。でも、値上がりはしている印象。淡麗系にボンゴレ丼をあわせるのが好きだった記憶があるも、本日は、こいけ屋タンメン1,000円を中太麺でいただきます。

スープは濃厚系も、もやし中心にニラ、キャベツ、ねぎなど野菜も多く意外にあっさりといただけます。丼の半分ほどに、複雑な香辛料の香りもあるラー油?があり、混ぜなければ普通のタンメンと辛タンメンを一杯で両方いただけるような工夫が楽しいです。辛味はこのお店の汁なし担々麺共通の個性あるもので、これは記憶の中の印象のままでした。

麺は最初は固めでしばらくすると馴染んでくる感じ。低加水で、タンメンやちゃんぽんに使われる麺に近い印象でしたが、他のメニューと共通か、タンメン専用かまでは判別できず。

食べながらどこか既視感を感じて思案していたところ、野菜にかけられたスパイスと炒められた野菜の香ばしい感じが麺組系の味噌ラーメンとよく似ています。ブロックチャーシューなところは、玄龍系とも共通ですし。

総じてレベルの高い一杯で満足。他のメニュー目的に再訪は必須。本日はごちそうさまでした!!!!