麺屋とがし祭伝
本日は、名取市の麺屋とがし祭伝さんを訪問しました。
国道4号線沿いの立地で、仙台方面からは、直接左折進入、岩沼方面からも、手前の信号交差点を右折すれば進入可能の好立地です。敷地内スターバックスやそばの神田など複数店舗共通の駐車場ゆえ、駐車は問題なし。JR名取駅からも、徒歩10分少々です。
言わずとしれた「とがしグループ」の県内最南端店舗です。セルフサービスとなっているのが特徴的です。本日は、平日13時30分着で店内は常時6割以上の埋まり具合で、券売機・配膳時も前後並んでいました。場所柄か、スーツ姿の会社員の方が多そうな感じでした。
セルフサービスの流れです。暖簾をくぐると通路があり、奥に券売機があります。券売機はタッチパネルで、キャッシュレス決済可能な点はポイント高いです。ただ、慣れないと操作には多少手間取る可能性があります。混雑時に後ろに並ばれると焦りそうな感じです。券売機で食券購入後は、右側に進みます。配膳は一箇所のみのため、前に続き、順番が来たら、写真のように所定の場所に自分でトレイを置いて待ちます。
店内の様子です。配膳箇所の後ろにきざみにんにく・フライドガーリック・魚粉などの無料トッピングコーナーがあります。お冷は、配膳箇所の左側にあり、ウーロン茶・麦茶も選べました。なかなかのサービスです。一通りとって、席へ。４人がけテーブルが複数、左右に、真ん中は、カウンターとなっています。配膳は瞬速ではなく、多少時間はかかるため、適度に客回転が調整されて、配膳後に満席で困るようなことはなさそうです。ちなみに配膳にかかる時間は測っていませんが、体感で気になるようなことはありませんでした。
一方、常に高速で手を動かす配膳の店員さんは大変そうです。交代制になっているのか、ちゃんと休めているのかそっちの方が気になります。
本日いただいたのは、以前夜限定で出されていて、平日昼限定となったスタミナら～麺白飯セット1,000円です。ニラや玉ねぎ、無料トッピングで増した刻みニンニクでがっつりいただきました。
食べ終わったら、セルフ方式なので、入り口と厨房を挟んだ反対側にある出口へ返却して退店です。
フードコートでよくある呼び出し方式ではなく、専門店で順番にセルフで提供するラーメン店は、あまりみたことがなく、斬新で意欲的な取り組みだと思います。店名を冠したお好み焼き風の「祭伝つけ麺」がいつの間にかなくなっていたり、中華そばメニューが追加されたり、店内レイアウトも、オープン当初より少し変わったようにみえ、試行錯誤されているのだと思います。
この形態で味を維持して、同規模の通常形態より効率的に利益を出せるのか、人件費が抑えられるのか、それとも、少人数で回せるのか、など純粋に飲食店としての事業戦略の行く末をみてみたくなる興味深いお店です。ごちそうさまでした。