支那そば分田上 仙台本店

本日は、仙台市青葉区の東北大学病院前の支那そば分田上(わけたかみ) 仙台本店さんを訪問しました。

本店は、千葉の市川市だそうです。ブログ主は、2000年代、市川市の隣の船橋市に10年ほど住んでいたため、当時市川市のラーメン店もよく訪問しました。近くで用事があり、こんな機会は、見逃せないと、満を持しての訪問です。

東北大学病院の前の大通りに面しており、駐車場はなし。車なら近隣のコインパーキングとなりそうです。徒歩なら地下鉄の北四番丁駅から徒歩圏内。仙台駅から歩いても30分少々と歩けない距離ではありません。

本日はたまたまか平日開店10分前で待ち客なし。開店時は2組待ちで、余裕がありました。場所柄12時以降がピーク時間でしょうか。

ちょっとまっている間は、店の外にも蕎麦屋さんのような節のいい香りが漂い、期待が膨らみます。

入って右手に券売機があります。本日は、焼豚つけそば1,000円にしました。

事前に調べた限り、東京の六厘舎に代表される動物系と魚介系をあわせたWスープとのこと。一時期一世を風靡したマタオマ系かと思いきや、全く期待をいい意味で絶大に裏切る個性ある好みの一杯。

濃厚は濃厚なのですが、スープ粘度は高くなく、ブログ主には、しっかりした動物系のベースにカツオの風味がふわっと感じられ、時間差というか立体的というか重層的な旨味が感じられます。濃厚というと塩分高かったり油多めであったりすることも少なくない中で、絶妙なバランスでまとめられているように感じます。

さらに、スープの中のネギやメンマ、角切りチャーシューも、炙られた追加チャーシューも、スープと渾然となって全体がバランスし、麺とも相性抜群。これはすごいんではないでしょうか。高レベルですべてが統合されています。味変など全く頭をよぎらず、箸が止まりません。

ふと我に返ると後り一口分。なぜかぼす?とあまり気にしていなかった「かぼす果汁」を最後に使ってみました。

これ置いている意味が一口でわかりました。スープが一変し、最後は上品なデザートをいただいているような一口で完食。

看板にある「食を通じて皆を幸せに」に偽りなし。また、全メニュー試してみたくなる良店に出会えました。本当に楽しくおいしかったです!!!!ありがとうございました。