太白山(自然観察の森)

自然観察の森へ行ってきてニホンカモシカに遭遇しました。あわせて、自然観察の森から太白山の山頂までの登山ルートを紹介します。

太白山周辺で、グーグルマップで、主に確認できる駐車場は、3つありますが、下記表示されている太白駐車場が自然観察の森ルートで使用するメイン駐車場で20台近いキャパがあります。さらに、自然観察センターへ舗装路を進むと数台ですが、センター横の道を挟んだ路肩に駐車スペースがあります。

一方、赤丸で囲った太白山駐車場(鳥居前)からは、自然観察の森を経由せず、直登できます。自然観察の森から来てもこの近くで合流するため、ここに駐車をして自然観察の森を逆走することも可能です。

いずれも、主要道からは、住宅地内を経由する複雑な道のためナビは必須です。ただ、曲がるところには、ほぼ自然観察の森への案内板が設置されていますし、地図で想像するほど道は狭くなく走行に不安は全くありません。

出典:GoogleMap

今回は、表示されているメインの太白山駐車場を利用し、行きは、自然観察センター入口でいただける公式マップの左側の「みはらしの道」「カモの池」、帰りは、右側の「であいの道」を選択しました。平日の10時~12時頃の利用で数台のみでキャパは余裕がありました。

駐車後自然観察センター方面へ向かい石碑が入り口の目印です。石碑までの途中には民間?の施設への入り口があり間違えないよう注意が必要でした。

ここまでくれば自然観察の森の中はこんな感じで快適そのものです。

公式マップに記載されている番号杭がこのように等間隔に設置されているため過剰なまでの安心感があります。

みはらしの道」「カモの池」「やすらぎの道」「であいの道」はすべて、公式マップ上の赤丸地点で合流します(赤丸と番号はブログ主追記)。合流地点の案内表示です。

案内標識では、カモの池よりも、太白団地が大きく書かれているので注意が必要です。「みはらしの道」「カモの池」ルートは、公式マップに記載のない途中太白団地へ降りていく分岐道がありました。

ここから太白山方面へ進みます。一本道で全く迷いはないのですが、途中でちょっとわかりにくい分岐案内板に出会います。現在地は山道なのに市道?右に行けば太白の道かもしれません。太白山は左と後付の案内がありますので、そちらに進みます。この先やけにヘアピンにみえるのも気になります。

太白山方面へ進むと、右側に山林への分岐道に何回か出くわしますが、とにかく真っすぐ進みます。

そうすると、上記の案内図のヘアピンあたりで「生出森八幡神社」参道に合流します。合流点は、自然観察センター方面の案内板はありますが太白山への案内は見つけられませんでした。しかし、参道は一目同然のため参道を上に進めば大丈夫です。参道の下には、道路があり、ここに冒頭のGoogleMapの赤丸の「太白山駐車場(鳥居前)」がありました。

参道をしばらくあがると右に大きな岩が現れます。この先が神社です。

しかし、まず目にするのは、生出森八幡神楽殿です。「生出森八幡神社」は、おそらく神楽殿の向かいの険しい岩の上ですが、このように立ち入り禁止で雑草に覆われているため、はっきり見ることができません。

神楽殿の先が、太白山への登山道です。しかし、2022年3月の地震のため、訪問時の2023年10月5日時点ではロープが張られ、入山禁止となっています。よって神楽殿までしか行けません。

自然観察センターに掲示されていた新聞記事によると、太白山一体は、神社と氏子さんの所有地で、地震等の被害の復旧費用確保に難儀されている様子。神社、神楽殿周辺の管理状況や寄付を募る案内板からも、それはみてとれました。

ちなみに、太白山の山頂が、貴船神社となっており、途中の行程と山頂はこんな感じです。

写真ではわからない鎖のある岩場の急登で、地震の被害の有無は関係なく、滑落のリスクのある大変危険な場所です。ブログ主のような軽登山者は近寄らないほうが全くもって無難です。

迂回路等ないかみてみましたが素人目にはみつからず、何らかの形で整備復旧されるのを待つ他なさそうです。

帰りは、途中までピストンして、右側の「であいの道」を降りました。ここで、「みはらしの道」との分岐点でニホンカモシカに遭遇しました。

熊鈴を鳴らして歩いていたにも関わらず、結構な至近距離まで逃げませんでした。これはうれしい誤算でした。ただ、カモシカが逃げない熊鈴はクマに効くのか・・・・・・・。

みはらしの道」「カモの池」ルートは道の合流地点まで、約30分、そこから生出森八幡神楽殿まで約10分、生出森八幡神楽殿から山頂まで案内表記で約20分ぐらいの行程でした。「みはらしの道」「カモの池」ルートは登った後いったん下って登り返すので上りは他のルートだと少し短縮できそうです。

最後までご覧いただきありがとうございました。