仙台市の日和山
ブログ主は、静岡市在住経験があり、日本一高い富士山が自宅から見えていました。四季折々姿が変化する大変美しい山です。今回、もう一つの日本一、仙台市にある日本一低い山に登ってきましたので紹介します。
堤防の外の海沿いにありました。道の先にある円形の空間が今日登頂する山です。堤防より低い・・・。周囲の雑草のほうが高そうです。数字上は、富士山に匹敵する3,000mm すなわち標高3mです。
入口です。すぐ奥にもう山頂が見えています。
登山口にやってきましたが、予想外のクマ注意の看板です。今日は熊鈴を持ってきていません。大丈夫でしょうか。
数歩であっという間に山頂。注意看板はありますが、遭難も落石の被害にも合いませんでした。右端に環境省が設置した鳥獣保護区を示す赤い指定標があります。そのため↓
クマが出没しても餌をあげなければなりません。
高山植物も採取禁止です。
滑落しないよう気をつけて下山しました。
とてもユニークな山でした。もともとは、もっと高く、一時期は、大阪の天保山に「日本一低い山」の称号を譲っていました。ところが、東日本大震災で被害を受けて半分の高さになり、結果的に日本一を奪還した形となりました。実は、悲しい側面も併せ持つ山です。
上の写真は、震災前のものです。今の姿と比較すると、いかに津波の被害が甚大なものだったかわかると思います。
この事実を知るとユニークな看板は別のものに見えてきたりしてしまいます。
東北は、復興特別所得税をはじめとして全国の皆様から頂戴したあたたかい支援により、大震災からの復興を続けています。本当にありがとうございます。
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