担々麺専門 麺香れんげ

仙台市泉区黒松の住宅地内にある担々麺専門 麺香れんげさんを訪問しました。オープンされた2018年以来なのでかなりひさしぶりです。女性の店主さんがオープンに至るまでの過程をSNSでアップされていて、当時見ていた記憶があります。ちなみに、以前は、らーめん七右衛門というお店があった場所です。

駐車場は店舗前5台のみで狭く、道路からはスロープもあるので、駐車には気を使います。店舗前が2車線で、満車の場合は、空き待ちもできなくはないほど車通りが少ないのが幸いです。近隣コインパーキングは、少し離れた黒松駅方面の住宅地内に、システムパーク黒松1丁目があり100円/30分。ただ、こちらも台数は多くなく、休日昼頃で空き2台ほどでした。さらに、面した道は車1台分の狭い道路という難点あり。

地下鉄南北線の黒松駅、八乙女駅からともに徒歩10数分ほどゆえ、徒歩も選択肢の一つです。

本日は、3連休最後の休日で、開店前待ちなしで後客1組のこみ具合でした。

店内は中央に対面でカウンター席と右側にテーブル4卓。テーブル席は敷居もあり落ち着いていただける雰囲気です。店員さんの案内で着席します。

以前は券売機で食券を購入するスタイルでしたが、座席のQRコードを読み取って注文スタイルに変わっていました。FUNFOという京都のスタートアップ企業が提供する飲食店向けシステムが導入されていて、LINEミニアプリと連携して決済まで完結する仕組みでした。注文はショッピングカートに注文品を入れていくもので、ネット通販と同じような感じ。PayPayやApplePayやクレカが利用可能でしたが、クレカは初回はカード番号の入力が必要で非実用的。今回はPayPayで決済しました。

今回このシステムを利用するのは初めてで少し緊張しましたが迷うことはなく無事に注文完了。みそ担々麺800円と追い飯セット200円をいただきます。

無事に着丼しました。大手のレストランや居酒屋等ではなく、個人のラーメン店で直ぐ側にいらっしゃる店員さんと一言も声を交わさずに注文から支払いまで終わってしまうとは、時代の変化を感じずに入られませんでした。

でも、人口減少、人手不足の時代の中にあって、レジやオーダー対応不要、事後の会計処理も格段に楽でしょうし、POSシステムのような活用も可能、さらに券売機と比較してトラブルフリーでコストもかからないなど、メリットは大きそう。

一方、注文に手間取ると回転が悪くなりそうですし、店員さんが教えるとなると効率も落ちそう客側が慣れるかなど課題も多そうです。しかし、これからは、個人のラーメン店でも、こういうシステムを導入して運用できるか否かもお店の競争力維持に大いに関わってきそうで、おもしろいですね。

システム面ばかりに関心がいってしまいましたが、肝心のみそ担々麺は安定的に美味しいです。ノーマルでも程よい辛さ(初めてスマホから注文したので辛さ調整できるかわからなかった・・・・・)で痺れについては、卓上の花椒で調整可能。味噌感もしっかり感させる担々麺の重層的で濃厚な味わいに満足しない人はいないと思われます。カレーバターでカレー風にいただける追い飯も好印象。

ご近所さん以外ここにお店があることを知らないとたどり着けない場所ですが、担々麺好きは訪問必須店で間違いありません。基本の醤油ベースもまたいただかなければ。本日はごちそうさまでした!!!