麺処 ふか瀬
石巻市蛇田閘門の 麺処 ふか瀬さんへ行ってきました。2024年9月に岩手県矢巾町から移転オープンされ話題になっていた頃からずっと行ってみたかった宿題店でした。明日冬タイヤへ交換のため、今日しかないと思い立って重い腰を上げました。




行ってみると旧北上川そばの住宅地内信号機のない交差点角の立地でした。少し早くついたので、周囲を散歩して時間をつぶしました。目の前には、近代土木遺産 石井閘門があり、その先には、北上川運河交流館なる施設もあり、なかなか歩きがいある場所でした。
本日は、平日昼営業開店15分前着先客なし。開店前は2組待ち。後客はありませんでした。駐車場は店舗前から横に数台。道路直結で奥行きもなく、かつ結構往来が多い道路ゆえとめづらい場所。あとから来たハイエースの方は、店舗前は頭から入れてもおしりがはみ出してしまい場所をかえてられました。

券売機制で入って正面に設置されてました。本日は、山椒900円とチャーシュー丼350円をいただきます。

券売機上にはこだわり書きが掲示されてました。後ろにお客さんがいるとゆっくり読めないので、席側にも置いたほうがいいような。


券売機横には、混雑時の待機場所の案内。店内8名まで待機ゆえ、外待ちなければ入って確認するしかないです。席前には、和え玉の案内もありました。


店内はL字カウンター9席ぐらいで、満席時の待機場所には待ち椅子も設置あり安心です。

予想した通り好みにドンピシャの逸品でした!
トッピングは、柔らかいレアチャーシューと少し固め食感のバラチャーシュー2種類に、ナルトメンマ、ネギも細切りと角切り2種類。ナルトとチャーシューの置き方、色彩バランスは、なぜか水原製麺さんの山椒ととても良く似ています。
スープは表現が難しいのですが、深みとキレが両立している感あるスープに、アクセント的に粒を感じる塩感や山椒の香りが加わり、絶妙なバランスを醸し出している逸品。本当に美味しい。水原製麺さんが山椒を全体でまとっている感に対してこちらは、点で香り全体をまとめ上げている感じでより好みかも。
麺はこういうタイプなら細麺と思い込んでいたら、予想外に喜多方らーめんのような太ちぢれ麺でした。適度な弾力感でスープとのバランスは申し分ないです。トッピング中では、角切りのネギが名脇役で、麺とスープと一緒にいただくとまた一段レベルが上る感じ。
サイドメニューのチャーシュー丼も一手間かけている感ある逸品です。角切りチャーシューたくさんに、多すぎ少なすぎず絶妙な量のタレが御飯との一体感を演出し、らーめんとはまた別の小口切りネギがこれまたいい仕事しています。そして、クライマックスは残ったスープで雑炊風にいただく〆でした。麺とはまた違った感じで山椒が仄かに香り会席料理をいただいているかの様相に大満足でした。
これは間違いなく今年私的NO1の一杯です。本当に行ってよかった。本日はごちそうさまでした!!!!

