中華麺房 東龍 名取店
辛いものが欲しくなり、名取市の中華麺房 東龍 名取店さんを訪問しました。最後の訪問は9年前と、お久しぶりです。東龍さんは老舗の部類で、県内で名前を冠する店舗は多賀城や若林に現存。現東京屋さんがかつての本店らしいです。暖簾分けなのか、各店舗メニュー構成は異なっています。


4号線沿いで仙台方面からは直接右折進入不可も、信号交差点角のため、側道を使って容易に方向転換可能。また出入りもしやすいです。道を挟んだお隣は魁力屋さん、周囲には複数の大型店舗があり。名取市内も仙台寄りで、徒歩なら名取駅よりも南仙台駅の方が僅かに近く25分ほど。

駐車場は店舗横(入口側)に横一線8台前後歩道さえ気をつければ広くはないも、停めやすいです。
本日はお盆にかかる休日。11時開店とほぼ同時着でほぼ同じタイミングで先客1名、後客もぼちぼち続く状況。


店内はカウンター4か5席ぐらいに、詰めれば6人ぐらいはいけそうな座敷3卓、4人テーブル1卓のレイアウト。駐車場とキャパが釣り合っています。さらに入口には4人ぐらい待てそうな中待ち椅子もあり。


こちらは、席で注文も後払いです。お支払いはカウンター席の入口側端です。看板メニューの東龍麺が1,300円と随分値上げされた印象。表に幟があるとおり、夏季限定でメニュー外で冷やし中華950円も提供されています。本日は、東龍麺やみそラージャンの情報はみかけるも、醤油はあまり見かけず、以前から気になったていたラージャンめん(醤油)大辛900円をいただきます。こちらは、大辛でも辛くないという口コミが多かったので、久しぶりも大辛でいきます。

トッピングは、のり、メンマ、ナルト、ネギ、チャーシューとオーソドックスなもの。大辛でも、やはり辛くなくピリ辛程度です。一口いただいて、とても既視感あり、これは、かんじさんのラージャン中華そばにとても似ています。異なる点は、キムチがなく酸味と辛味かなり控え目な点と出汁感があまりない点ですが、全体の構成は本当に似ています。チャーシューが肉厚で程よい味付けに柔らかいのもそっくり。出汁感については、もしかすると小辛ぐらいにするとしっかり感じるバランスかも。
途中で卓上の酢で味変すると、さらに近くなります。「ラージャン」自体が唐辛子と塩中心の中華の定番調味料ゆえ、ラージャン+醤油で似たような構成になるのか、どこかで共通点があったのかとにかく不思議です。
麺がやわらかくあまり存在感がないという少し残念な要素もあったのですが、全体では期待を大きく上回る大満足です。
おぼろげな印象だと昔ながらの中華寄りの普通のラーメンだったのですが、こんな面白いメニューがいただけるとは予想外でした。他のメニューにも俄然興味が高まりました。
御夫婦なのか接客もとても落ち着いていて丁寧で好印象。会計後にはヒエヒエのおしぼりをいただけるという細かい配慮もありがたい。もっと早く再訪しておけばよかった。大満足です。本日はごちそうさまでした!!!!