仙台中華そば 銘店嘉一 国分町店

本日は、国分町の嘉一さんを訪問です。調べてみると、何と7年ぶりの訪問。店名に「仙台」と「銘店」が追加された?もともとそうだったかは記憶なし。2022年に秋保に新店舗を開店され、秋保が本店、こちらは分店となっています。

場所柄駐車場はなし。コインパーキングは周囲にたくさんあるも、満車も多いです。相場は30~40分/200円ぐらいです。並びにルールがあり案内されています。店舗正面から赤テープの内側を右手に並びます。店舗前は2~3名までで、その後は、店舗横の路地を空けて、駐車場の看板あたりから並びます。店舗前1名ぐらいでも、後続がないか確認しないとうっかり列を抜かして顰蹙を買いそうで要注意。

本日は平日、開店30分前頃から並びが続き、開店即満席で中待ち発生と相変わらずの人気ぶり。

券売機制で、入口右側に設置。セットものがお得です。鶏チャーシュー麺醤油味1,010円とCセット140円をいただきます。

店舗前と席前にもメニュー案内ありました。

店内は、厨房を囲むL字カウンター12席のみ。満席時は食券を買って正面奥から壁にそって並んで待つ仕組みです。開店後は、店舗外に並びがあれば、店内にさらに10数名の待ちがあることを意味しますので、ここも要注意。食べていると後ろからのプレッシャーを感じてしまう点はマイナスです。

一言で「鶏!!」です。とにかく鶏をそのままいただいているかのような鶏感満載です。塩分も強めも全体ではいい塩梅。チャーシュー麺にしたので、チャーシューは多めです。山形の肉そばぐらいでしかお目にかかることのない歯ごたえゴリゴリの親鳥チューシューは、スープと麺に相性抜群。チューシュー麺にして正解でした。後は申し訳程度のネギとメンマ。それでも、とにかく鶏、鶏なので、ネギやメンマはこれだけでも箸休め的に十分役割を果たしてます。

麺は手揉みされ縮れがあり、固めであるも、食感は滑らかです。お店のHPによると、2018年6月に自家製麺に切り替えられたとのこと。以前は、山形の龍上海さんから仕入れていたらしいです。

サイドのあさりご飯も大変秀逸です。意外に塩気があり、そのまま単独で食べても、スープと一緒に雑炊風にいただいても、美味い。脇役に徹していつつも、麺との相性も抜群で、本当にいい相棒といった感じです。

1年空いてしまったのでやや記憶が曖昧も、店主さんの修行先の久慈のらーめん千草の仙台分店さんが熱々のやさしいバランス型とすると、こちらはストレートで力強い印象か。

とにかく、素朴ながらも、力強くストレートに、丼全体で鶏を丸ごと表現する個性と完成度の高さは、唯一無為で素直にすごいなと感服しました。

鶏皮のBセットを頼んでいる方が多く、未食の塩もいただかねば。本日はごちそうさまでした!!!!