長畑山・高館いこいの森・滝沢不動尊

長畑山は、名取市の樽水ダム南丘陵にある180m級の低山です。10月は入り口から雑草で断念していたため、1月の状況を確認してきました。

2024年1月19日追記

長畑山

1月の入り口の様子です。写真では10月とさほど変化がないようにみえますが、雑草が枯れているため、問題なく通過可能になっていました。

道中はこんな様子です。同じく写真では藪にみえますが、両側から笹が伸びているだけで、道は明瞭です。道の部分は枯れ葉が堆積しているものの笹はなく、昔は相当歩かれていたことが伺えます。

本日は、時間も遅く、一人だと心細いので、15分ほど歩いたほぼ山頂と思われるあたりで引き返しました。まだまだ進めそうでしたが、今年はまだ熊も怖く、さらに、下見のつもりで手ぶらだったので安全策をとりました。

帰りに撮った下の地図にある終点のポイント(いこいの森との合流点)です。これまた写真では藪のようですが、左手の「いこいの森」への分岐道は、歩いた道よりも明瞭そうでした。

本ルートは、進んでいけば五社山の樽水ダム公園ルートへ合流できるはずですが、情報が乏しいです。何よりも、登山道の整備は放棄されているらしく、真冬でもこの状態だと素人には厳しそう。さらなる情報収集の上来月再挑戦を検討します。

滝沢不動尊

ということで、駐車場に戻り、次は、滝沢不動尊を目指します。石でできた丸太模様の柵と階段が整備されていますが、入り口に何も案内がありません。ここを下っていきます。

荒れています。夏場なら藪になっている可能性もあります。ゴミや不法投棄されたものもそのまま放置されています。先の長畑山同様に名取市の管理はどうなっているのでしょう。「私たちの誇れるたからもの」が・・・・・・・。

出典:名取市ホームページ

下り終わると、広い道に合流します。右に進み、上の写真にある橋の下を通っていきます。広い道に合流した後は、一部道が崩落していますが、広くて快適な道です。

つきあたりに、お堂がありました。所要時間は5分程ですぐです。基礎はコンクリートで、比較的新しそうです。

HPでは、お堂の中に不動明王が祀られているとありますが、気付かず。さらに、お堂の奥の滝の中にも、不動明王が祀られているらしいのですが、こちらも気付かず。案内もなにもないため、あまり外から来てほしくないのかもしれません。

以上で、2024年1月の訪問は終了です。ご覧いただきありがとうございました。

2023年10月19日

長畑山

登山口の場所は、名取市愛島、廃止された名取スポーツパークへ行く一本道の途中にあります。大きな橋があり、その少し距離がある手前が登山道入り口です。橋の麓に小スペースあり駐車可能です。

この先にある名取スポーツパークは長野県の学校法人に売却され、入口に看板がありますが入れません。にもかかわらず車の往来はこのあたりでもありました。道路も生きています。

入り口の目印の看板ですが、意味がよくわからないです。こんなところで誰が火を使うのでしょうか。それよりも、登山道の案内がほしいところです。

などと思いつつ登山道へ進みました。荒れていますが、人工的に整備されています。しかし・・・

すぐ雑草の群生に出くわし、進むことは断念しました。もう管理は放棄されているのかもしれません。

2023年10月19日時点でまだこんな感じでした。冬になって雑草が枯れた頃に再訪してみようと思います。

ルートマップをネットで検索したところ、こちらのブログさんに手製のマップがあり転載させていただきます。この登山道は青色の部分です。

出典:http://watarubuu.web.fc2.com/framepage99.html

高館いこいの森

気を取り直して、少し戻って、隣接する高舘いこいの森からアプローチできないか実地確認してみることにしました。上記地図の赤色部分です。

起点と書かれた場所まで車で戻ると、道路の上に橋がかかっています。この橋へアプローチする側道がありました。車道は鎖で閉鎖されているので、入り口に車を止めて歩くことにしました。

入り口に、案内図がありました。遊歩道と市道の案内があり、このまま進みます。

市道にかかる橋まできました。かなり立派です。この橋の先右側に金剛寺から登ってくる歩道がありましたが、イノシシよけの柵で封鎖されていました。高舘いこいの森へはここを左方向に進みます。

最初の分岐点のあたりです。広場のようになっており、ここに2番目の案内版がありました。小さくて見えづらいですが、イノシシのわな設置中注意の看板のポールに「安全が確保できないので、進入禁止する」旨のラミネート版がつりさげられていました。イノシシやクマの警告も目立ちます。

保安林のポールは「昭和59年」=1984年、約40年前・・・。案内図も古そうです。

まず、この案内図のある分岐から、遊歩道らしい右方面の様子を見てみたところ、登山道と同じく、すぐ雑草の群生。これは無理です。

一方、左方面の案内図上、太く書かれている道は、ガードレール付きで車も通っていたことが明らかな太い道でこちらは、なんとか進めそうです。細い遊歩道と最初に合流する地点まで進めましたが、だんだん雑草が増えてきたので無理せず引き返しました。

整備すれば、楽しめそうな遊歩道でもったいないことこの上なし。また冬期に様子を見に来ようと思います。

高館いこいの森の案内図には、長畑山の登山道の記載がない

管轄が、宮城県と名取市と異なるからか、はたまた整備時期の関係か、名取市が整備した長畑山への登山道は、高館いこいの森の案内図に記載がありません。また、そもそも、長畑山への登山道入り口には、案内図は何も設置されていません。繋がっているのにもったいないです。

滝沢不動尊

自宅に戻ってルートを整理している中で、長畑山近くに、googlemapで、滝沢不動尊なるものが、スポット表示されていました。調べると、名取100選にもなっているらしいです。

外部リンク:名取市ホームページ https://www.city.natori.miyagi.jp/natori100/065.htm

更に調べると、この不動尊ーのアプローチ道は、長畑山の登山道へ行く際に利用する駐車スペースからと判明しました。確かに麓から、駐車スペースへ歩道がありました。その時は、てっきり、麓から登山道へのルートかなと思っていました。それが、不動尊へのルートとは。こちらも、全く案内がなく知る由がありませんでした。

高館山の散策道駐車場同様、作っているのに案内しないのはもったいない。名取市の意図は図りかねます。次回訪問時に、こちらも確認予定とします。

関連記事

ということで、今回は消化不良に終わりました。運動にならないので、近くの三方山・外山を歩いて帰りました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

関連記事