らーめん工房味噌屋 岩沼分店[2024/11/25閉店]

2024年11月16日

岩沼市のらーめん工房味噌屋 岩沼分店を訪問しました。

【2014年11月12日追記】11月25日をもって閉店。当店を運営する株式会社イズムフーズさんの別ブランド「大志軒」へブランド転換されることが確認されました。

国道4号線沿いです。向かいは岩沼警察署です。仙台方面からは、右折進入できないため、県道124号(旧奥州街道)から回った方が安心です。ロードサイド店だけあって駐車場は広々問題なしです。どひえもんで冷凍ラーメンも販売されていました(2024年4月時点でラーメン類600円、冷凍餃子24個1,000円)。

本店は、郡山市磐梯熱海だそう(公式HP)。岩沼店の経営は郡山の株式会社イズムフーズ。2021年オープン前は、この場所で、「岩沼製麺所」←「いっぽ」←「くさび」と、同じく郡山のアルトルイズム株式会社という会社が経営していたお店が数度、業態変更しています。アルトルイズム株式会社(公式HP)さんは、ラーメン食材卸の事業も営んでおり、郡山つながりがあったのかもしれません。高火力のチャーハンなど本店にはないけど、岩沼製麺所に似たようなメニューがありましたし。

それにしても、もともとラーメン激戦区岩沼と行政がアピールしているぐらいの土地柄です。この岩沼の4号線沿いだけでも、近辺に、全国チェーン店では、田所商店、くるまやラーメン、幸楽苑、山岡家。ローカルでは、麺光(2024年4月3日閉店)、うまづら、nanairo、よしだ屋、鬼がらし、麺屋ぎぎ、油そば零とラーメン店が密集しています。加えて、すき家、かつやといった丼物全国チェーン店、マクドナルドにかっぱ寿司、平禄寿司と何でもありです。本当に競争が厳しそう・・・・・・。

店外の説明書き。最後のワードに余裕を感じさせます!素敵です。

駐車場のキャパに加えて、店内待ち席もありました。カウンター16席、テーブル9卓と店内キャパも大きいためピークタイムも安心そうです。本日は、平日開店時待ちなし、その後は一定間隔でお客様が続く感じでした。

注文は席でタッチパネル式で後払い精算。タッチパネルは、初めてでもさほど迷うことはなかったです。ただ、反応がスマホほどではなくゆったりぎみなのと、画面遷移が「決定」だった点が少しとまどいました。それでも、自席なので後ろの人を気にする必要がない点は、安心です。精算もセルフ方式となっていました。残念ながら現金のみ。中央左端のスキャナーでバーコード読み取りでした。

ランチセットがお得でした。ネギ味噌、ごはん、お漬物が食べ放題。ネギ味噌は、餃子のタレのアレンジや卓上のにんにくとあわせたり、ラーメンの味変が推奨されていました。ネギ味噌とても気になりましたが、食べ放題は少食のブログ主には不要なので、断念。今日は、基本の味噌屋ラーメンに熱々鉄鍋半チャーハンの満腹セット1,000円にしました。なお、満腹セットは、麺の種類の変更が可能で、画面遷移の途中で選択画面がありました。

看板の味噌ラーメンは、メニューの説明や見た目ほど濃かったり脂っぽい味わいではなく、中庸で、インパクトよりも、飽きなく何度も食せる方向性に感じました。チャーシューがメニューより薄く縁にペタっと張り付いていた点が残念でした。ただ、豚肉の値上がりは昨今凄まじいようで、このお値段なら仕方ないでしょう。塩味は強めで、麺に加えて、野菜やチャーシューなど他の具材と一緒に食するとより美味しそう。

セットの半チャーハンは熱々出来立てでとても美味しかったです。これまでセットで頂いた半チャーハンの中でもトップクラスに気に入りました。レンゲが止まらずラーメンに手を付ける前にほぼ完食してしまいました。こんなこと初めてです。こちらもラーメンに合わせてか塩分は高めでしょっぱく感じさせないぎりぎりのところを攻めている印象です。

お店の清潔さ、店員さんのキビキビした動きに丁寧な接客、メニューすべてから美味しく食べてほしいという気持ちが感じられる良店でした。正直、店構えやメニューから勝手にチェーン店的なイメージでいましたが、いい意味で予想を裏切られました。メニューの端にあるにも関わらず「当店の元々の味」と記載された札幌味噌ラーメンや、揚げ赤玉葱入の中華そばなど、再訪を促す仕組みが随所に。大盛り無料券も配布されていました。ブログ主は間違いなくお店の戦略にハマるでしょう。

本日は、ごちそうさまでした!!!!